症状の解説
顎の痛み
口を開ける時に顎が痛い、朝起きた時に口が開けづらいなどの症状を顎関節症といいます。
ストレスなどにより、睡眠中に歯軋りなどの噛み締めをすることで、咀嚼筋(噛む筋肉)である咬筋、側頭筋が異常に緊張したり、顎の関節のクッションである関節円板が損傷することが原因となります。
咀嚼筋の緊張は、同時に顔の表情筋や首の筋肉も緊張させることが多いため、首や肩のこり、眼精疲労、奥歯の痛みなどを伴うことも多くなります。
当院では・・・
当院では、緊張の強くなった咀嚼筋や表情筋、首肩の筋肉を緩め、全身の血流を良くすることで、「ストレス→緊張→痛み→ストレス」という悪循環を絶ち、根本の原因から改善していきます。
- 実 際 の 施 術 例 -
50代 男性 会社員
ご来院時の症状
顎の痛み、首の痛み、頚椎症(10yr)、めまい
検査、原因分析
昔から首への負担が強く、頚椎症と診断される。
ストレスなのか「くいしばり」が多くマウスピースを着用している。
相当、顎への負担が強く顎関節症であり、顎の筋肉(咬筋)のハリはとても強かった。
施術プラン
上半身中心の治療を行う。中でも首や顎については筋肉の緊張が強く入念に筋肉への
アプローチを行う。
顎への負担を減らすように咬筋や側頭筋、胸鎖乳突筋をアプローチしていく。そして
首への負担を減らすようにするため「正しい座り方」の指導を行う。ストレスが大きい
ため、それを軽減する目的に行う「30分メソード」をお伝えする。
経過
1回目:
まずは首や肩を中心にトリガーポイントセラピーにてリリース。
「顎の痛み」や「くいしばり」に関係する咬筋や胸鎖乳突筋を徹底的にほぐしていく。
首への負担を減らすべく前かがみの体の姿勢を矯正するため「正しい座り方」の指導を行った。
ストレスによる睡眠中の「くいしばり」を防ぐため「30分メソード」をお伝えした。
(寝る前30分間は何もしない)
2回目(3日目):
施術後のもみ返しが右の肩に発生した。
顎の痛みは軽減した。しかし、顎と首の筋肉の緊張はまだまだ続いている。
引き続き上半身と咬筋、胸鎖乳突筋の治療を続けた。
この日より足からの血流を上半身へ流すため足の治療を始め、治療範囲を広げていった。
治療後に復習として「座り方」を一緒に行う。
3回目(4日目):
この日はもみ返しが出なかった。
体の状態は良くいなっている。
治療内容は大きく変わることはないが、この日より「フェイシャル」という手技を治療に
加えて顔全体の筋肉へのリリースを始める。
特に咬筋と側頭筋に力を込めた。
4回目(10日目):
顎の痛みは残るものの口を動かしくやすくなる。
正しい姿勢もマスターし首への負担はだいぶましになってきている。
治療は変わらずしも効果が表れているので引き続きアプローチしていく。
5回目(14日目):
顎の痛みが減ってきたのは良いが「めまい」が発生し始めた。
目標として一週間に一度のケアを勧めるが、週に2回のケアをご本人の意思で決定される。
今日から「めまい」の予防にイヤーSTMとよばれる耳の中への治療を始める。
お体が元の悪い状態に戻らぬようにお身体の状態を維持させていく。
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大川カイロプラクティックセンター 新小岩整体院
JR新小岩駅南口 徒歩5分
Tel:03-5879-6602
異常がないのに痛み、違和感、だるさのある方・腰痛・肩こり・骨盤矯正・手足しびれ
マタニティーコース、産後のケア、キッズスペースあり
HP:http://shinkoiwaseitai.com/
受付時間 | 平日 | 10:00~21:00 (最終受付 20:00) |
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月曜定休 |
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